最近、私の職場にある売店でレジ袋と割り箸の使用を原則やめてしまいました。
「環境に優しい行動を率先して行う」ということらしいのですが・・・
私はかなり前からスーパーで夕飯の買い物をするときにエコバッグと呼ばれるバッグ(エコバッグはエコではありません)を使っていますが、その理由は、いちいち買い物かごからレジ袋に移さなくてもよいからという単純なものです。
スーパーのレジでは買い物かごから買い物かごへ品物を移し、さらにそれをレジ袋に移すという当たり前のようで、無駄なことが行われています。
話を戻しますが、レジ袋や割り箸を使わないことが本当にエコなのでしょうか?
世の中(偽の)エコで儲かる人のおかげで、エコという言葉だけが先行してしまっているような気がします。
トヨタの「エコ替え」なんてCMみたときはあまりのくだらなさに怒りを通り越して悲しみを覚えました。
関根勤さんや、菊池桃子さんは好きなのですが・・・
乗り替えられた車を国内で100%リサイクルするならまだしも、回収した中古車を途上国へ輸出してしまっては環境的にはエコでもなんでもなく、エコに関する人の善意を悪用した商売といわざるを得ません。
もちろん環境問題をたくさんの人が考えることはとても重要なことだと思いますが、本当に環境にとってよいことをしているのかどうかは、利権等の不透明な部分がいっぱいありすぎて難しい問題です。
レジ袋については、元々掘った時点で燃やして捨てていた石油の一部分を利用しています。
箸については、きちんと日本の森林を管理・育成し、間伐材等を利用していけば端材のゴミを減らすことができ、同時に外国の森林を伐採し、材木として使えるような上等な木材を箸にすることも防げます。
ちなみにうちのカミさんは使い終わった割り箸を何度か洗って使います(笑)
ペットボトルのリサイクルも叫ばれていますが、リサイクルするためにペットボトル自体以上の石油を使ってしまうのでは意味がありません。
条件を整え、きちんと燃やして熱源等に利用するか、家庭で洗って使い回すぐらいの心構えを持つべきです。
そろそろみんな気がつき始めた「おかしなエコ」問題。
ずっと前から私自身言ってきたことですが、リサイクルよりも先にやらなくてはならないことはリペア
なんじゃないでしょうか?
古くなったものでも、磨いたり修理(リペア)したりして使い続ける。
そういう人を私は格好いい!と思うのと同時に、自分もそうなりたいと思ってしまうのであります。
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